夫婦の特効薬を知っていますか?
皆さんの家庭では、夫がきちんと働いて、お給料が振り込まれているのを妻達は当たり前だと思っていませんか?もちろん、男は働いて収入を家庭に入れる。これは一般的にボーダーラインをクリアーしているケースです。収入を家庭に入れて家族を養うと言う考え方は、恩着せがましく聞こえますね。男性が独身だとしても働かないとなりませんのにね。しかし、妻は決まった給料日にお金が振り込まれる事が当然で、夫への感謝を忘れがちになる家庭もあるのです。妻も働いている家庭もあるでしょう・・。一家から出る出費は同じなのでしょうけれど・・。ところで、ある夫婦の大変な結末を今回書いてみました。夫婦仲は傍目には良く見えましたが、夫は、たぶん・・年上の妻が高給取りだったので少しは頼っていたと思います。
ところが、この年上の妻は乳がんとなり、今までの職場を退職したのです。実はこの夫は仕事が長続きしない人だったのです。退職を繰り返す理由としては、「俺があんな仕事で満足すると思っているのか?」ですって。自己評価が高いですね。妻としては、職種は何でも良かったのです。定額の収入が欲しかったし、何より夫が仕事を退職せずに平和に暮らしたかったのです。
収入の額などは問題にしていなかった妻なのです。毎日、「行ってらっしゃい」と送りだす暮らしを望んでいたのです。何度も退職を繰り返して、自宅で暗く沈んでしまう夫を見かねて「何の仕事でもいいの。簡単に仕事を辞めないで欲しいの。お願い。」と妻は言ったのですよ。可哀想ですね。ここで、良く考えてみると、働くのは誰の為なのか?自分達二人の暮らしの為ではなかったのでしょうか?この夫は自分の自尊心を満たす為に職種を選んでいたと言えるでしょうね。男性は定年後は「元、肩書き」のあった人や、「スーツを着て働いていた人」も、作業服がスーツとなる事があります。スーツと言うのは、背広だけを意味するのではないと私は思います。作業服は立派なスーツです。この夫婦はだんだん溝ができてしまい、優しい言葉や労わりもなくなり、もちろん、ベッドで抱き合う関係などありません。冷え切った関係へと落ちていったのです。妻は私に言いました。「少しでもいいから、肩を抱き寄せてくれるだけもいいのに・・」と打ち明けられた日を思い出します。私も仕事をしていたので、頻繁にこの妻を慰めてあげる事もできませんでした。本当は夫から慰められる事が何よりも、特効薬になる事を私は知っています。私自身も、子供や両親の慰めより夫の慰めが一番嬉しいからです。何故なら、夫は人生のパートナーだからです。
辛いですが、結末を言うと、この妻は人知れず夜中に家を出て、「自殺」をしてしまいました。数日過ぎて分かったのです。近所には妹さんもいたのですが、やはり、夫に理解されない人生を送るのは、これほどまでに彼女を追い込んでしまったのですね。妻の病気と夫の怠慢さが、精神的に弱っている妻を、取り返しのつかない状態へと追い込んだのでしょう。誰のせい?妻の努力が足りなかったと言えますか?夫が見栄っ張りだったから?他人ではありますが、こんな状態にうち勝った事のあるご夫婦の声を聞いてみたいと思ってしまいます。「弱かった」という理由では終わらせたくない気持ちがある私です。
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